インターネット回線の新規契約、もしくは乗り換えを行う際、業者が多くて選定に迷うことってありますよね。
多様な業者の中でも速度を重視し、光回線を契約したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、NTTが提供するフレッツ光や光コラボ以外にも、光回線の業者は多く存在します。
その中の1つが、電力会社が提供する光回線です。
本記事では電力会社系光回線について、以下の内容を解説していきます。
- 電力会社系光回線の特徴
- 代表的な電力会社系光回線
- 電力会社系光回線のメリットデメリット
- 電力会社系光回線で発生しがちなトラブル
電力会社系の業者も見てインターネット回線を契約したい方は、是非参考にしてください。
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1.電力会社系光回線とは?
電力会社系光回線とは、電力会社のグループ会社が提供する光回線のことを言います。
大きな特徴として挙げられるのが、独自のインターネット回線を利用している点です。
NTTのフレッツ光、そしてフレッツ光の回線を利用している光コラボは、回線を複数の業者が共有するので、利用者も非常に多くなります。
画像出典:NTT東日本
もちろん利用者が多くなると回線が混雑し、結果的に速度の低下に繋がってしまいます。
一方、電力会社系光回線は独自の回線を利用しているので、通信の混雑が発生しにくいです。
また、最大の通信速度は1Gbpsであることが多く、中には10Gbpsのサービスを提供する業者もあります。
よって、提供される回線の最大通信速度はフレッツ光や光コラボと同等で、混雑のしにくさは電力会社系光回線のほうが優れていると言えるでしょう。
2.代表的な電力会社系光回線
光コラボには劣りますが、電力会社系光回線にもいくつか業者が存在します。
しかし、全国に対応しているケースも多い光コラボとは異なり、電力会社系光回線は提供エリアが限られているので注意が必要です。
ここでは、地域ごとに代表的な電力会社系光回線をご紹介していきます。
2-1.中部エリア「コミュファ光」
画像出典:コミュファ光
対応エリア | 中部エリア愛知・静岡・岐阜・三重・長野 |
戸建て月額料金 | 5,550円(税込6,105円) |
マンション月額料金 | 5,550円(税込6,105円) |
IPv6対応 | ○ |
中部エリアで提供されている電力会社系光回線が、コミュファ光です。
セキュリティソフト1台分とWi-Fi(無線LAN)が標準で提供されるので、非常にお得なサービスとなっています。
また、コミュファ光は最大10Gbpsの高速通信サービスを提供しており、さらにIPv6にも対応しているので、4K動画の視聴やオンラインゲームなどであっても、ストレスなく視聴・プレイすることが可能です。
2-2.関西エリア「eo光」
画像出典:eo光
対応エリア | 関西エリア大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山、福井 |
戸建て月額料金 | 4,953円(税込5,448円) |
マンション月額料金 | 3,524円(税込3,876円) |
IPv6対応 | ○ |
関西エリアで提供されている電力会社系光回線が、eo光です。
eo光の戸建て月額料金は4,953円(税込5,448円)となっていますが、最初の2年間は2,953円(税込3,248円)と非常に安くなっています。
また、サポートの対応が良いと口コミも評判で、オリコンが実施した近畿のプロバイダ顧客満足度で、調査対象業者47社のうち6年連続で1位を獲得しています。
画像出典:オリコン
もちろん、インターネット回線自体に障害が発生しないわけではありませんが、トラブルが発生しても安心して頼れるサポートを利用したい方におすすめの電力会社系光回線です。
2-3.中国エリア「メガ・エッグ」
画像出典:メガ・エッグ
対応エリア | 中国エリア広島、岡山、山口、島根、鳥取 |
戸建て月額料金 | 4,200円(税込4,620円) |
マンション月額料金 | 3,200円(税込3,520円) |
IPv6対応 | ○ |
中国エリアで提供されている電力会社系光回線が、メガ・エッグです。
料金プランが非常にシンプルで、初月から基本料金は戸建てで4,200円(税込4,620円)、マンションで3,200円(税込3,520円)と利用料金は変動しません。
また、追加料金を支払えば、下記のようなオプションを付けることも可能です。
オプション | 内容 |
---|---|
選べるエンタメ | 動画配信サービス、もしくは雑誌読み放題サービスを利用できる |
選べる定期ギフト | 毎月、もしくは年2回ギフトが送られる |
データ通信SIM | 外出先でもパソコンやタブレットでインターネットを利用できる |
パソタブ機器補償 | 自然故障だけでなく、落下、水没、落雷、破損などで生じた故障を補償する |
さらに、セキュリティソフトをMcAfee(マカフィー)もしくはウイルスバスターから選択できるのも、特徴の1つです。
2-4.四国エリア「ピカラ光」
画像出典:ピカラ光
対応エリア | 四国エリア香川、愛媛、徳島、高知 |
戸建て月額料金 | 5,200円(税込5,720円) |
マンション月額料金 | 4,000円(税込4,400円) |
IPv6対応 | ○ |
四国エリアで提供されている電力会社系光回線が、ピカラ光です。
月額料金は上記表の通りですが、四国電力と合わせて利用すると、戸建てで4,200円(税込4,620円)、マンションで3,200円(税込3,520円)と非常にお得になります。
また、四国電力を利用していると貯まる「よんでんポイント」もピカラ光の月額料金に充てられます。
画像出典:ピカラ光
四国電力を利用している方に、ピカラ光はぴったりのサービスとなっています。
2-5.九州エリア「BBIQ」
画像出典:BBIQ
対応エリア | 九州エリア福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島 |
戸建て月額料金 | 4,700円(税込5,170円) |
マンション月額料金 | 4,000~5,800円(税込4,400~6,380円) |
IPv6対応 | × |
九州エリアで提供されている電力会社系光回線が、BBIQです。
BBIQのマンションタイプの月額料金は特徴があり、建物内でBBIQが導入されている世帯数によって料金が変わる仕組みとなっています。
画像出典:BBIQ
また、BBIQの料金体系はシンプルで月額料金も高すぎないですが、IPv6に対応していない点に注意が必要です。
速度重視で光回線を考えている方は、ご注意ください。
3.電力会社系光回線のメリットデメリット
電力会社系の光回線には、独自の回線を利用しているため混雑が発生しにくいというメリットがあります。
利用するメリットとしては独自回線以外にもありますが、逆にデメリットも存在します。
メリットデメリットをともに押さえた上で、利用は検討するようにしましょう。
3-1.サポート窓口が統一されている
NTT東日本・西日本のフレッツ光を利用する場合、通信のトラブルはNTTへ、それ以外はプロバイダへ問い合わせる必要があります。
しかし、窓口が分かれていると、どちらに問い合わせればよいか分からなくなりますよね。
その点、電力会社系光回線は回線トラブル、保守、契約手続きなどの窓口が統一されているので、問い合わせ時に迷うこともありません。
3-2.月額料金が安い
電力会社系光回線は光コラボのプロバイダと比較すると、月額料金が安い傾向にあります。
例えば戸建てプランについて、人気の高い光コラボであるドコモ光・ソフトバンク光・So-net光プラスと月額基本料金を比較した結果が下記表です。
光回線 | 月額基本料金(戸建て) |
---|---|
ドコモ光 | 5,200円(税込5,720円) |
ソフトバンク光 | 5,200円(税込5,720円) |
So-net光プラス | 5,580円(税込6,138円) |
コミュファ光 | 5,550円(税込6,105円) |
eo光 | 4,953円(税込5,448円) |
メガ・エッグ | 4,200円(税込4,620円) |
ピカラ光 | 5,200円(税込5,720円) |
BBIQ | 4,700円(税込5,170円) |
光コラボを提供する大手3社と比較してみると、月額基本料金が安いのが分かります。
しかし、インターネット回線の月額料金は契約期間が長いと安くなる、最初の1年間は安くなるなど期間で変動することが多く、少々複雑なケースもあります。
もし、月額料金が安くて自分に最適な回線を知りたいという方は、当サイトの無料インターネット相談窓口をご利用ください。
利用状況をヒアリングさせて頂き、おすすめのインターネット回線をご提案致します。
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3-3.auスマートバリューが適用される
ご紹介しました5つのおすすめ電力会社は、KDDIと提携されています。
よって、電力会社系の光回線を利用すると、auのスマホ・ケータイ利用料金が安くなるauスマートバリューが適用されます。
画像出典:au
自分だけでなく、家族のスマホ・ケータイ月額利用料金が10回線まで、永年で最大1,000円(税込1,100円)割引となります。
また、遠くにお住まいの家族でも50歳以上であれば、割引は適用されます。
auをご利用の方に、電力会社系光回線は特におすすめのサービスです。
3-4.提供業者が少ない
電力会社系光回線は独自回線を利用しているなど、フレッツ光や光コラボにはないメリットが存在しますが、提供している業者自体が少なくなっています。
例えば、光コラボの場合はドコモ光やソフトバンク光、So-net光プラスなど様々な業者が存在します。
複数の業者から料金やサービス内容、キャッシュバック特典などを比較して選定できるので、自分に最適なサービスを発見しやすいです。
一方、電力会社系光回線は業者が少なく比較もあまりできないので、ご注意ください。
4.電力会社系光回線で起こりがちなトラブル
電力会社系光回線は先述の通り、業者によって提供エリアが限られています。
代表的な電力会社系光回線の提供エリアについては、下記URLからそれぞれご確認頂けます。
ただし、注意が必要なのは引っ越し時です。
引っ越し元と先が異なる電力会社のエリアの場合、乗り換えが必要になり、違約金も発生します。
また、北海道・東北・関東・中部の一部・沖縄はそもそも電力会社系光回線の提供自体がありません。
これがフレッツ光や光コラボなどの全国に対応しているインターネット回線であれば、違約金も発生せず、面倒な手続きも少ないです。
契約時に想定していなかった引っ越しをする場合、電力会社特有のデメリットが発生するので注意しましょう。
5.まとめ
電力会社系光回線は、電力会社グループが提供する光回線です。
独自の回線を利用することで通信が安定しやすいというメリットがあり、一部の地域では普及率や顧客満足度も非常に高くなっています。
また、窓口が一元化されていたり、利用料金の安い業者があるのも大きな特徴です。
ただし、提供エリアが限定されているので、利用したくでも利用できない方や、エリア外への引っ越し時は乗り換えが必要になるので、注意が必要です。
もし、インターネット回線を新規契約、もしくは乗り換えを検討している方で、自分に最適な光回線を知りたい方は、当サイトの無料相談窓口の利用をご検討くださいね。
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「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」
などなど・・実際に光コラボへの乗り換えによりこのような思いをされている方も多いはずです。
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