ドコモ光のプロバイダを選ぶ基準は？回線速度/料金タイプの選び方とおすすめを徹底解説

趣味で動画視聴やゲームをプレイする時に限らず、テレワークの推奨により仕事でも必須となりつつあるのが光回線サービスです。

今や光コラボが普及してから、多種多様な通信事業者が光回線サービスを提供するようになっています。

多くの光コラボが展開されていますが、その中でも非常に高い人気を誇っているのが、携帯の大手キャリアであるdocomoが提供するドコモ光です。

回線の見直しや引っ越しの際に、知名度の高いドコモ光へ乗り換えようと考えている方も多いのではないでしょうか？

しかし、ドコモ光はプロバイダとも契約する必要があり、比較して自身に最適なプロバイダを選択しなければなりません。

本記事ではドコモ光のおすすめプロバイダに加え、プロバイダ自体がよく分からない方向けに基本情報も解説していきますので、是非参考にしてください。

1.プロバイダの役割について

まず、ドコモ光で契約が必要なプロバイダの基本的な情報をチェックしていきましょう。

請求の仕組みも解説するので、支払い面が気になる方もご確認ください。

１－１．ドコモ光のプロバイダとは？

プロバイダとは、ドコモ光の光回線をインターネットへ繋ぐ役割を持つ接続事業者です。

画像出典：docomo

ドコモ光は光回線サービスを提供しますが、それだけではインターネットを利用できません。

最終プロバイダが光回線をインターネットへ繋げることで、利用が可能となります。

よって、プロバイダの契約は必須です。

１－２．ドコモ光のプロバイダは全24社

ドコモ光には全24種類のプロバイダがあります。

画像出典：docomo

各プロバイダによって、利用料金やオプションの内容も様々です。

豊富なプロバイダから自分にぴったりな業者を選べるのも、ドコモ光を利用するメリットと言えます。

１－３．ドコモ光の料金はプロバイダ料と合わせて請求

プロバイダの選定が別途必須であるドコモ光ですが、プロバイダ料金はドコモ光の利用料金に含まれているのもポイントです。

例えば、NTTが提供するフレッツ光の場合、フレッツ光の月額利用料以外にも、プロバイダの利用料金が発生します。

画像出典：NTT西日本

複数の業者から料金を請求されるため、支払いが少々煩雑になるのがデメリットです。

しかし、ドコモ光はプロバイダ料金一体型のインターネット回線となっています。

画像出典：docomo

ドコモ光とプロバイダ料金がセットで請求される仕組みなので、支払いをシンプルにまとめられます。

2.プロバイダを選ぶ基準１　回線速度

インターネット回線を契約する上で、必ずチェックしておきたいのが回線速度です。

ここでは、回線速度でプロバイダを比較する際、確認すべきポイントをご紹介します。

２－１．回線速度の実測値

ドコモ光は最大通信速度が1Gbpsだけでなく、10Gbpsのサービスも一部エリアで展開しています。

画像出典：docomo

しかし、最大通信速度はあくまで理論上の数値であり、実際に1Gbpsの速度が出る保証をしているわけではありません。

よって、最大通信速度ではなく、速度の実測値を比較するのがポイントとなります。

ドコモ光の速度は契約するプロバイダにも依存するため、速度重視の方はプロバイダ選定が非常に重要です。

実際に契約してみなければ実測値の判断は難しいですが、「みんなのネット回線速度」によると、ドコモ光のプロバイダ速度ランキングは下記のようになっています。

※2021年2～4月に計測された平均速度です。

実測値は全て200Mbpsを超えており、非常に高い水準となっています。

ちなみに、インターネットを利用する上で、快適に操作できる理想の速度は下記の通りです。

速度の速いプロバイダであれば、回線に負荷の掛かる高画質動画の視聴やオンラインゲームも問題なくプレイできます。

また、オンライン会議は参加人数によって理想の速度が変動しますが、30Mbpsほどの速度があれば、スムーズに映像を繋げられます。

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２－２．v6プラスの対応有無

ドコモ光はNTTが卸売りする光回線を利用した、光コラボレーションです。

光コラボの詳細は知りたい方は、下記記事をご参照ください。

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NTTはドコモ光に限らず、多くの通信事業者へ光回線を卸売りしているため、多様な業者がNTTの光回線を共有しています。

それが結果的に回線の混雑を発生させ、特に利用者が多くなる夜の時間帯は、回線速度が低下する傾向にあります。

そこで活用されるのが、v6プラスという通信技術です。

以前主流であった「PPPoE」という方式を利用すると、通信容量が小さいため、回線の混雑は頻繁に発生してしまいます。

画像出典：docomo

しかし、v6プラスでは「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」という接続方式を利用し、回線の混雑を避けてインターネットを活用できます。

画像出典：docomo

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ドコモ光のプロバイダ全24社に関して、v6プラスの通信方式に対応しているのは下記15社です。

残り9社はv6プラスに対応していないので、ご注意ください。

3.プロバイダを選ぶ基準２　料金タイプ

インターネット回線の速度は非常に重要ですが、利用料金も必ずチェックしたいポイントですよね？

通信速度が速くても、料金が高ければ利用も避けたくなります。

費用を少しでも抑えたい方向けに、比較すべき点をご紹介します。

３－１．A・Bのどちらのタイプか

ドコモ光のプロバイダには、タイプAとタイプBの２種類があります。

タイプAとタイプBの違いは月額料金だけで、下記のような料金体系となっています。

※全て1ギガプランの税込価格です。

月額料金の差としては220円ですが、2年契約すると5,280円の違いが出るため、料金を抑えたい方はタイプAがおすすめです。

ただし、タイプAとタイプBは契約するプロバイダによって決まります。それぞれのタイプに属するプロバイダは下記の通りです。

タイプAのほうが人気のプロバイダは多く、また回線速度が速い業者も揃っています。

特別こだわりがない方は、タイプAのプロバイダから選ぶようにしましょう。

３－２．v6プラス対応ルーターの無料貸し出し有無

先ほどご紹介しました通り、快適にインターネットを利用したいのであれば、v6プラスに対応したプロバイダがおすすめです。

しかし、その他にもv6プラスの通信方式を利用できる無線ルーターの準備も必要となります。

v6プラス対応のルーターは自分で購入可能ですが、安価な製品であっても5,000円前後です。

ルーターの出費を抑えたいという方は、ルーターのレンタルを行うプロバイダが最適です。

有料でルーターをレンタルするプロバイダもありますが、無料でレンタル可能な業者もあります。

ルーターを無料でレンタルしているプロバイダとしては、下記の通りです。

月額料金を抑えたい方だけでなく、市販のどのルーターを購入すればよいのか分からないという方にも、上記プロバイダはおすすめです。

３－３．その他お得なキャンペーンの実施有無

ドコモ光のプロバイダでは、下記のようなお得なキャンペーンを実施しています。

例えば、セキュリティソフトは市販の製品を購入すると、1年で3,000円前後はかかります。

しかし、契約中はセキュリティサービスが無料というプロバイダも存在します。

各プロバイダが実施するキャンペーンをチェックし、少しでもお得にドコモ光を利用しましょう。

4.ドコモ光で選ぶべきおすすめのプロバイダ

ドコモ光のプロバイダの選び方を解説しましたが、数が多くて比較しきれない方も多いでしょう。

次に、迷った時におすすめしたいドコモ光のプロバイダをご紹介します。

４－１．通信速度の速いおすすめプロバイダ

まず、通信速度が速く、趣味や仕事でもストレスなくインターネットを利用可能なプロバイダを見ていきましょう。

４－１－１．GMOとくとくBB

画像出典：GMOとくとくBB

Gドコモ光のプロバイダの中でも高い人気を集めているのが、GMOとくとくBBです。

速度の実測値が一番速いプロバイダで、かつv6に対応したプロバイダとなっています。

最新の評判であっても、下記のように240Mbpsの速度が出ている方もおられます。

ドコモ光のGMOとくとくBBに変えてもらったけど、IPv6にも繋がってて最高！！
eo光より早い！！#ドコモ光 pic.twitter.com/hTLpfJgxtb

— りょっちゃん@プリコネ&プリキュア&雑多垢 (@ritchan_828) May 6, 2021

高速なインターネット通信を実現する1つの要因となるのが、高性能なWi-Fiルーターを利用できる点です。

他のプロバイダは最大通信速度867Mbpsのルーターがほとんどとなっています。

一方で、GMOとくとくBBのルーターは最大通信速度が1733Mbpsであり、867Mbpsの約2倍です。

また、Wi-Fiルーターは無料でレンタルできるため、経済的にも嬉しいプロバイダと言えます。

さらに、実績も非常に豊富で、ドコモ光の契約数は700万回線を突破しています。

サービスを選定する際、人気の業者から選びたい時もありますよね？

もし、契約するプロバイダに迷ったら、まずGMOとくとくBBをチェックしてみましょう。

４－１－２．Tigers-net

画像出典：阪神タイガース公式サイト

プロ野球チームでお馴染みの阪神タイガースの企業が運営するのが、Tigers-netのプロバイダです。

大きなメリットとなるのが、セキュリティサービスを契約中はずっと無料で利用できる点です。

利用可能なセキュリティサービスの一覧としては、下記のようになっています。

また、通信速度も240.88Mbpsと高水準を記録しています。

自宅のパソコンを高速で利用しつつ、安全面もしっかり考慮したい方に最適なプロバイダです。

４－１－３．BIGLOBE

画像出典：BIGLOBE

ドコモ光のプロバイダだけでなく、光コラボも提供しているのがBIGLOBEです。

先ほどのGMOとくとくBBやTigers-netに比べると大きな特徴はありませんが、速い通信速度でインターネットを利用できたり、IPv6接続に対応した高速Wi-Fiルーターをレンタルすることも可能です。

自社の光コラボを持ち、安心の実績があるサービスを選びたい方に、BIGLOBEのプロバイダはおすすめです。

４－１－４．ドコモnet

画像出典：docomo

ドコモnetは回線速度ランキングで、2位に位置付けするプロバイダです。

高速にインターネットを利用できますが、Wi-Fiルーターの無料レンタルは行っていません。

Wi-Fiを利用する際は、自身でルーターを購入する必要があるので、ご注意ください。

しかし、他の接続事業者にはない特徴として、ドコモが運営するプロバイダのため、まとめてサポートを受けられるのがメリットです。

光回線サービスはプロバイダが分かれていると、問い合わせ窓口も複数になるデメリットがあります。

その点、ドコモnetはドコモ光・プロバイダに関する問い合わせを、ドコモが全て受け付けます。

窓口をまとめることで、「ドコモ光・プロバイダのどちらに連絡すればよいの？」と迷わず、問い合わせも簡単に行うことが可能です。

速度面に関して、おすすめのプロバイダは以上となります。

なお、実測値の平均速度が200Mbpsを超えるようなプロバイダであれば、体感速度に大きな差はありません。

また、ご紹介しました「みんなのネット回線速度」では直近3ヶ月の平均速度を取得しているので、最新の速度ランキングを知りたい方はサイトをチェックしてみてください。

４－２．料金の安いおすすめプロバイダ

次に、出費を抑えて利用できる、料金の安いプロバイダをご紹介します。

４－２－１．plala（ぷらら）

画像出典：plala

plalaはNTTドコモグループの企業が運営するプロバイダです。

人気の高いセキュリティソフトであるマカフィーを、最大24ヶ月まで無料で利用できるお得なサービスを実施しています。

さらに、1契約でセキュリティソフトを10台までインストールできるため、家族全員のデバイスを保護することも可能です。

また、Wi-Fiルーターをレンタルできますが、最大通信速度が1,300Mbpsと高くなっているのも魅力的なポイントです。

速度の実測値は220Mbps以上出ているため、自宅でのWeb会議も問題なく行えます。

４－２－２．@nifty

画像出典：@nifty

@niftyはBIGLOBEと同様に、自社の光コラボも提供するプロバイダです。

各プロバイダが用意するお得な特典は数種類ですが、@niftyでは10種類以上のキャンペーンを実施しています。

ウィルスバスター for @nifty Mailが契約中無料

特典の多さで言えば、プロバイダの中でもトップクラスとなっています。

ドコモ光の月額料金以外の部分で、費用を抑えたい方に@niftyはイチオシです。

４－２－３．andline

画像出典：andline

andlineは特典として、選べる無料のオプションサービスを付けているのが特徴のプロバイダです。

選べるオプションの詳細は、下記のようになっています。

すでにルーターをお持ちの方には、特におすすめできる特典内容です。

さらに、1年間無料のセキュリティサービスも利用でき、充実したキャンペーンと言えます。

月額料金を安くしたいのであればタイプAのプロバイダをおすすめしますが、オプションを活用することで、タイプBであっても間接的に料金を抑えられます。

中にはお得なポイントを付与する業者もあるので、一通りプロバイダはチェックしておきましょう。

速度の速いプロバイダと、無料オプション込みでお得に利用できるプロバイダは以上となります。

総合的に見ると、一番おすすめなのはGMOとくとくBBです。

v6プラス対応ルーター、セキュリティサービスを利用できる上に、速度の評判は非常に高くなっているので、要チェックのプロバイダです。

もし、ご紹介しましたプロバイダや、それ以外のプロバイダのことをもっと知りたい方は、当サイトのインターネット相談窓口の利用をご検討ください。無料でご相談やご質問にお答えします。

【電話番号】0120-537-535（通話料無料）※番号をタップするとすぐ相談出来ます
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５．プロバイダの乗り換え方法について

ドコモ光の光回線はそのままとし、プロバイダだけを変更することは可能です。

ここでは、プロバイダの乗り換え方法を解説していきます。

５－１．プロバイダ変更の申し込み

ドコモ光のプロバイダを乗り換えるには、まず下記いずれかの方法で申し込みを行います。

なお、申し込みの際に本人確認が必要となります。

下記の情報にて本人確認が行われるので、事前に準備しておきましょう。

５－２．申し込み内容を記した書類が郵送される

プロバイダ変更の申し込みから約1週間後、契約内容に関する書類が届きます。

IDやパスワード、マニュアルなどの書類が同封されているので、プロバイダと契約している間は大切に保管しておきましょう。

５－３．プロバイダを切り替える

乗り換えを申し込んでから約10日前後で、プロバイダの切り替え日が設定されます。

プロバイダは切り替え日を迎えると、自動で新しいプロバイダへ変更される仕組みです。

切り替えに関してこちらの作業はありませんが、あらためてルーターなどの接続設定が必要となります。

書類に同封されているマニュアルを確認しながら、設定を進めるようにしましょう。

なお、マニュアルを見ても不明な点があれば、プロバイダのサポート窓口に問い合わせれば解決法を教えてくれます。

５－４．レンタル機器の返却

プロバイダからルーターをレンタルしている場合は、返却する必要があります。

返却方法はプロバイダから指定されますが、期日までに返却できないと機器の補償料が発生する可能性もあるので、ご注意ください。

また、返却時の送料は全額自己負担となります。

５－５．事務手数料の請求

ドコモ光ではプロバイダを変更すると、事務手数料が発生します。

ただし、利用中のタイプによっては、事務手数料が掛からないパターンもあります。

基本的に事務手数料は発生すると考えておきましょう。

なお、乗り換え費用は翌月のドコモ月額料金に合算されるので、請求金額が増える点にご注意ください。

ドコモ光のプロバイダ乗り換え手順は以上となります。

６．まとめ

ドコモ光は光コラボの中でも、プロバイダの数が特に多いです。

各プロバイダのサービス内容を比較するだけで、時間も相当掛かりそうですよね。

しかし、速度の評判やv6プラス対応ルーターの無料レンタルなど主要なポイントで比較すると、ある程度プロバイダは絞れます。

速度面や料金面など、ドコモ光のプロバイダを選定する上で重視したい点を事前に決めておき、自分にぴったりのサービスを見つけましょう。

もし、最適なプロバイダを相談しながら決めたいという方は、当サイトの無料インターネット相談窓口をご利用ください。

お話をじっくり伺いながら、ベストなプロバイダを提案させて頂きます。