ヒカリコンシェル編集部です。
ソニーが提供するスマートホームサービスMANOMA(マノマ)。
家族やペットの見守りや施錠、スマートスピーカーを利用した家電の操作など便利な機能をまとめたサービスです。
Iotデバイスを1つのサービスでまとめて利用できるので家の中をスマート化したい人におすすめです。
ただスマートホーム自体まだ馴染みのない人も多いかもしれません。
家電の音声操作が面倒だったり、利用できるサービスをほとんど使っていなかったり、有効に活用できていないかもしれません。
MANOMA(マノマ)で提供されるWi-Fiもありますが、通信速度が遅いとネットの利用にも影響が出てきます。
有料サービスでもあるため、思ったほど自分に合うサービスではないと感じたのであれば解約をおすすめします。
MANOMA(マノマ)を解約する時には、違約金や機器代金などどのような費用が発生するかを確認しておきましょう。
今回はMANOMA(マノマ)の解約方法や違約金、解約時の注意点などを詳しくまとめていきます。
1. MANOMA(マノマ)の解約違約金とは
MANOMA(マノマ)のサービスは電話窓口からのみ手続きが可能となっています。
月額料金制のサービスを解約する際には、解約時にどれぐらいの費用がかかるのかを確認しておく必要があります。
主な費用の内訳としては「解約違約金」「機器割賦料金」「工事費割賦料金」の3つとなります。
支払い途中のものに関しては、その残債が一括で請求されます。
1-1. MANOMA(マノマ)の解約違約金
MANOMA(マノマ)では解約時に違約金は発生しません。
基本的に契約期間が定められた料金プランではないため、ネットやスマホでよく見かける「◯年縛り」はないようです。
しかし、解約違約金はないからといって無料で解約できるわけではないので注意してください。
その他の費用についてもチェックしていきましょう。
1-2. MANOMA(マノマ)の機器割賦料金
MANOMA(マノマ)ではシンプルプランとトータルプランの2つがあります。
プランごとに購入する機器の台数が異なるため、合計の支払い代金も異なります。
機器料金の総額は下記の通りです。
シンプルプラン機器料金総額 | 35,273円(税込38,800円)(36回払い) |
トータルプラン機器料金総額 | 94,025円(税込103,428円)(36回払い) |
機器料金を完済している場合であれば、どのタイミングで解約しても機器料金は発生いません。
しかし、分割払いの途中で解約したら、解約時に残債が一括で請求されます。
また、分割回数も36回となっているので、機器料金の完済には最低でも3年間かかってしまうことになります。
1-3. MANOMA(マノマ)の工事費割賦料金
MANOMA(マノマ)の機器設置などにかかる工事費用はトータルプランでのみ発生します。
シンプルプランでは工事の必要はありません。
工事費料金の総額は下記の通りです。
トータルプラン工事費総額 | 16,800円(税込18,480円)(36回払い) |
工事費の分割払いについても機器料金と同じ36回払いとなっています。
そのため加入してからすぐの段階で解約をしてしまうと、ほとんど支払っていない機器料金と工事費を一括で負担しなくてはならないので注意してください。
2. MANOMA(マノマ)を無料で解約する方法
MANOMA(マノマ)の解約では、違約金の設定はないものの、機器料金と工事費の残債を支払わなければならず、解約のタイミングによっては大きな負担になってしまいます。
何とか無料で解約する方法はないかと思っている人も多いかもしれません。
そこでここではMANOMA(マノマ)を無料で解約する方法を紹介します。
2-1. MANOMA(マノマ)の機器が届く前の場合
MANOMA(マノマ)に契約してから機器が届くまでのタイミングであれば無料で解約できる可能性があります。
MANOMA(マノマ)のサポートを確認してみると開通前であれば契約のキャンセルができる旨が記載されています。
つまり、機器が届いて開通工事が完了する前であれば、工事費や機器料金の請求はありません。
「MANOMA(マノマ)のキャンセルについて」
2-2. MANOMA(マノマ)を契約中の場合
MANOMA(マノマ)の契約中だとほとんどの場合、無料で解約することはできないでしょう。
ただし「初期契約解除制度」を利用して無料解約をすることができます。
こちらの制度は電気通信サービスにおいて契約内容などが確認できる書面を受領してから8日以内であれば契約を解除できるという制度です。
MANOMA(マノマ)であれば、ネットなどから申し込みを行い、契約内容などが記載された書面が送られてきます。
これが受領日としてカウントされるので、この日から8日以内に解約をすれば費用などの負担をすることなく解約ができます。
また、機器料金や工事費を完済している場合でも無料で解約することができます。
ちなみに書面を受領してから8日経過してしまった場合の無料解約方法に関してはネットの無料相談窓口を利用してからアドバイスをもらってもいいかもしれません。
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3. MANOMA(マノマ)の契約はいつから
MANOMA(マノマ)の利用規約では契約が成立するタイミングを以下のように規定しています。
本サービスの利用契約は、本サービスの利用を希望するMANOMAご利用者が本規約に同意のうえ、弊社が別途定める手続に従って本サービスへ申込を行い、弊社が当該申込みを承諾した時点(当該申込み処理手続きを完了した時点)をもって成立するものとします。
規約の同意 ↓ サービスへの申込み ↓ MANOMA(マノマ)側の承諾 が完了したタイミングで契約が成立します。
インターネットまたは電話で申し込んでMANOMA(マノマ)側が事務処理を完了したら契約が開始されます。
4.MANOMA(マノマ)を解約する際の注意点
MANOMA(マノマ)を解約する際の注意点について詳しくまとめていきます。
これから解約手続きをしようと思っている人はもちろん、加入を検討している人も解約する時のことを事前に把握しておきましょう。
4-1. 機器代金、工事費用の残債が高額になる可能性がある
MANOMA(マノマ)の解約で最も注意しなければならないのが「機器代金」と「工事費用」の残債です。
毎月分割で支払っているので、利用期間が長いほど解約時の負担も小さくなってくるのですが、サービス内容が思った感じと違い加入後すぐに解約した場合、10万円以上の費用がかかる場合もあります。
特に、トータルプランの場合、機器料金が10万円を超えるので注意しなければなりません。
料金プランでは分割払いで割引特典によって無料化されているように見えるものの、契約内容としては10万円以上する機器を購入していることになっています。
分割払いが終了していないのに解約してしまうと未払い分を一括で支払わなければなりません。
残債に関しては分割払いも認められておらず、負担が一気にかかるので気をつけてください。
4-2. 解約後使えなくなる機能がある
MANOMA(マノマ)では機器を購入して利用するため解約後も単体アプリを使って利用することができます。
しかし、一部機能については解約すると使えなくなってしまうので注意してください。
使えなくなるのは「開閉センサー」です。
こちらは不在時に窓などが開いたことを検知する機能がありますが、こちらが解約後使えなくなるので注意してください。
5.まとめ
MANOMA(マノマ)はスマートホーム化や防犯といったサービスをトータルで提供してくれる真新しいサービスではあるものの解約時に機器料金や工事費の残債が一括で請求されるので注意が必要です。
口コミを見てみるとMANOMA(マノマ)のWiFiルーターの通信速度がそこまで速くないことも指摘されているため、ネット回線としての利用はあまりおすすめできません。
解約時にかなりの費用がかかってしまうので、加入する際はよく考えてから行うようにしましょう。