KDDIから発表された格安プラン「povo」を使っていて、自宅の光回線の乗り換えを検討していませんか?
現状、povoで適用可能なセット割はありません。そのため、なるべく月額料金が安い光回線を選ぶのがおすすめです。
セット割が適用されないのはマイナスに感じられるかもしれませんが、割引分を考慮しても、大手キャリアのプランよりpovoのほうが圧倒的に利用料金は安くなります。
そのため、セット割のことはあまり気にせず、月額料金やキャンペーンの豊富さで選ぶようにしてみてください。
とはいえ、非常に数が多い光回線の中から、自分にピッタリの料金が安い光回線を選ぶのは難しいですよね。
そこで本記事では、povoユーザーにおすすめの光回線についてご紹介していきます。
povoにおすすめ光回線についてお困りではありませんか
【電話番号】0120-537-535(通話料無料)
【受付時間】10:00~21:00
povoユーザーにおすすめの光回線
はじめに、povoユーザーにおすすめの光回線の結論からお伝えします。
povoユーザーにおすすめの光回線は次のとおりです。
- 速度重視:NURO光
- 料金重視:auひかり
- フレッツ光や光コラボからの乗り換え:nifty光
冒頭でもお伝えしたように、povoとの組み合わせでセット割が適用される光回線は存在しません。
そのため、セット割のことは気にせずに、速度重視や料金重視など、ご自身の要望に合った光回線を選ぶのがおすすめです。
上記の光回線の概要や利用料金については後述します。
povoとは?基本情報やプラン詳細
povoの基本情報やプラン詳細をご紹介していきます。
データ容量 | 20GB |
---|---|
月額料金 | 2,728円 |
通話料 | 22円/30秒 |
通話オプション | 5分かけ放題:550円 24時間かけ放題:1,650円 |
データ通信量追加 | 1GB:550円 24時間無制限:220円 |
契約期間 | なし |
違約金 | なし |
ネットワーク | 4G LTE ※5Gは2021年夏以降対応予定 |
2021年に登場したpovoは、多種多様な料金プランをリリースしているauの中でも、価格が安くてシンプルな料金プランです。
最大の特徴は、データ通信量を気にすることなく無制限でインターネットが使える「24時間無制限オプション」です。
外出先や休日などの「特にデータ通信を使う日」に限定して、データ使い放題24時間オプションをトッピングすれば、povo本来の20GBを消費せずにインターネットが使えます。
月に20GBでは物足りない人でも、適宜オプションを付けて利用することで、大容量プランを契約するより利用料金を節約することが可能です。
なお、povoはデフォルトの状態でかけ放題が付いている訳ではないので、30秒あたり22円の通話料が発生します。
ただ、昨今ではLINE通話などのIP電話を使う人も増えており、仮に通話が多い人でも「5分かけ放題」や「24時間かけ放題」をオプションとして付けられます。
24時間使い放題オプションやかけ放題オプションは、スマホアプリから簡単に申し込みができるので、いつでも気軽に利用できて安心です。
また、povoでもKDDIが提供する高品質なネットワーク回線そのままを利用できるので、支出だけを抑えてこれまでと変わらない使用感でスマホを使うことができます。
インターネットとのセット割詳細
povoではインターネットとのセット割が適用されません。
自宅の光回線がauひかりやnifty光などの「auスマートバリュー」対象回線であっても、月額料金が2,728より安くなることはないのでご注意ください。
なお、2021年夏までにpovoを申し込んだ人は、早期申込特典としてauの「家族割プラス」の家族人数のカウント対象となります。
通常、auスマホを家族でまとめて使っている場合、家族の人数に応じて550円〜1,100円の割引が受けられます。
povoの早期申込特典が適用されると、povo自体は割引されないものの、au家族割対象プランの人数としてカウントされるので、家族のauスマホの利用料金を安くすることが可能です。
そのため、povoを使っていても家族内にauスマホの利用者がいる場合、auスマートバリューが適用可能な光回線を選ぶことで、1世帯あたりの通信費を節約することができます。
povoユーザーがインターネットを選ぶポイント
povoユーザーがインターネットを選ぶ際のポイントをまとめてご紹介します。
- NURO光以外はすべて通信品質が同じ(最大速度1Gbps)
- povoとの組み合わせでセット割が適用される光回線は現状存在しない
- 月額料金で比較して安いサービスを選ぶ
- キャンペーンで開通工事費が無料になるサービスを選ぶ
povoユーザーが光回線を選ぶ際は、速度重視・料金重視のどちらにするかによって選ぶべき光回線が変わります。
また、光回線を導入する際は数万円以上の開通工事費が発生しますが、いま使っている固定回線がフレッツ光や光コラボの場合は開通工事費を節約できる可能性があります。
光回線は大きく分けると「NTT系光回線(フレッツ光や光コラボ)」「auひかり」「NURO光」「電力系光回線」の4種類に分けられます。
NTT系光回線同士の乗り換えであれば「転用」「事業者変更」といった特殊な手続方法で、開通工事費を数千円程度に抑えることができるのです。
これらのポイントを踏まえた上で、povoユーザーにおすすめの光回線を3つご紹介していきます。
povoユーザーにおすすめ光回線
povoユーザーにおすすめの光回線は、次のとおりです。
- 速度重視で光回線を選びたいなら「NURO光」がおすすめ
- 家族でauスマホを使っている人がいるなら「auひかり」がおすすめ
- いま使っている光回線がフレッツ光や光コラボなら、乗り換え費用を節約できる「nifty光」がおすすめ
それぞれの光回線について、特徴や料金を解説していくので光回線選びの参考にしていただければ幸いです。
速度重視なら:NURO光
povoユーザーで、自宅のインターネット回線を速度重視で選びたいなら「NURO光」がおすすめです。
NURO光は最大2Gbpsの速度でインターネットが使える国内最速の光回線で、その速度は一般的な光回線のおよそ2倍の速度を誇ります。
さらに、2021年に料金プランが改定され、これまでよりも安い料金で利用できるようになりました。
速度と料金の両面でおすすめの光回線ですが、サービスエリアが狭いことが欠点です。
そのため、インターネット回線を検討する際は、まず真っ先にNURO光のサービスエリアを確認することをおすすめします。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 5,200円 | |
工事費 | 44,000円 ※申し込み特典で実質無料 | |
契約期間 | 3年間 | |
契約解除料 | 10,450円 ※2022年7月〜3850円 | |
エリア | 北海道 関東:東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬 東海:愛知、静岡、岐阜、三重 関西:大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良 中国:広島、岡山 九州:福岡、佐賀 |
安さ重視なら:auひかり
安さ重視で光回線を選びたいなら「auひかり」がおすすめです。
auひかりは、KDDIが敷設した光ファイバーとNTTのダークファイバーを併用している光回線です。
通信速度は一般的な光回線と同じ最大1Gbpsですが、独自回線を利用しているので障害が起こりづらく、安定したインターネット通信が可能です。
利用料金は光回線の中でも標準からやや安めの部類に入りますが、auスマホとのセット割である「auスマートバリュー」が利用できます。
povoユーザー自身がセット割の恩恵を受けられる訳ではありませんが、家族がauスマホを使っていれば、1世帯あたりの通信費を節約可能です。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目以降:5,390円 | 3,740円〜5,500円 ※物件によってタイプが異なる |
開通工事費 | 41,250円 | 33,000円 |
契約期間 | 3年間 | 2年間 |
契約解除料 | 16,500円 | 10,450円 |
エリア | auひかり提供エリア |
※2022年7月〜解約違約金がファミリータイプ:4,460円 マンションタイプ2,290〜と変更となっております
フレッツ光や光コラボからの乗り換えなら:nifty光
いま使っている光回線がフレッツ光や光コラボなら「nifty光」もおすすめです。
nifty光は光コラボのうちのひとつで、転用や事業者変更といった特殊な申込方法で、開通工事費を節約できることが特徴です。
- 転用:フレッツ光から光コラボへ乗り換える際の手続方法
- 事業者変更:光コラボから他の光コラボへ乗り換える際の手続方法
また、auスマホとのセット割「auスマートバリュー」も使えるので、家族内でauスマホを使っている人がいる場合にはおすすめです。
さらに、新規契約者向けのキャンペーンが豊富なことも特徴なので、初期費用をなるべく節約したい人や、とにかくお得な内容で申し込みたい人におすすめです。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 初月:0円 2〜25ヶ月目:4,895円 26ヶ月目以降:5,720円 | 初月:0円 2〜25ヶ月:3,690円 26ヶ月目以降:4,378円 |
開通工事費 | 19,800円 ※キャンペーンで実質0円 | 16,500円 ※キャンペーンで実質0円 |
契約期間 | 2年間または3年間 ※3年契約のほうがキャッシュバックは多い | |
契約解除料 | 2年契約:10,450円 ※2022年7月から4,840円 | |
エリア | NTT東日本/西日本エリア全域 |
インターネット回線を選ぶ際の注意点
インターネット回線を選ぶ際の注意点をご紹介します。
- 住んでいる地域によって申し込みができない光回線がある
- エリア内でも住んでいる物件によって申し込めないタイプがある
- 光回線の契約期間と工事費無料期間の2つの縛りに要注意
これらの注意点を知らないと、お金や時間を捨てることになりかねません。
わかりやすく解説していくので、一度は目を通しておくことをおすすめします。
住んでいる地域によって申し込みができない光回線がある
いま住んでいる地域によっては、申し込みができない光回線があります。
地域によって申し込みができない光回線は、主に次のサービスが挙げられます。
光回線 | 申し込める地域 |
---|---|
NURO光 | 北海道 関東:東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬 東海:愛知、静岡、岐阜、三重 関西:大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良 中国:広島、岡山 九州:福岡、佐賀 |
コミュファ光 | 東海地方 |
eo光 | 関西地方 |
メガエッグ | 中国地方 |
ピカラ光 | 四国地方 |
BBIQ | 九州地方 |
auひかり ちゅら | 沖縄県 |
上記以外の光回線は、ほとんどがNTT回線を利用するフレッツ光や光コラボレーション(ドコモ光やソフトバンク光など)に該当します。
NTT系光回線は、日本全国の幅広いエリアで利用できるので、上記のエリアに住んでいる人は、特典面が充実している光コラボ「nifty光」に申し込むのがおすすめです。
エリア内でも住んでいる物件によって申し込めないタイプがある
光回線を利用するためには、物件に開通工事を行う必要があります。
しかしながら、たとえサービスエリア内に住んでいても物件によっては申し込めないタイプが存在します。
たとえば、NURO光 for マンションは、物件自体にNURO光の回線設備が導入されていなければ申し込みができません。
また、auひかりのマンションタイプは、物件によって配線方式が異なるので、それに応じて月額料金や最大速度が異なります。
オーナーから工事の許可が下りれば、マンションやアパートでも戸建てタイプの光回線を導入できるので、希望の光回線が対応していない場合は交渉してみるのもおすすめです。
光回線の契約期間と工事費無料期間の2つの縛りに要注意
光回線には「契約期間」と「工事費無料期間」といった2つの縛りが付いているケースが多々あります。
数多くの光回線は2年契約や3年契約であることが多く、契約期間の更新のタイミング(更新月)以外で解約すると契約解除料が発生します。
また、光回線に申し込むと開通工事費が発生しますが、キャンペーンが適用されて実質0円となっている場合には要注意です。
光回線の開通工事費は分割で支払うのが一般的で、キャンペーンが適用されると工事費の分割代金と同額の割引が適用されます。
その光回線を利用している間はプラスマイナスゼロなので工事費負担は発生しません。
ですが、分割代金を支払っている途中で解約すると、工事費の割引だけが終了してしまい、突然工事費が請求されるハメになるので気をつけましょう。
まとめ
本記事では、KDDIの新プラン「povo」のユーザーにおすすめの光回線についてご紹介しました。
povoではセット割が適用されないので、速度重視や料金重視など、ご自身の要望に合った光回線を選ぶのがおすすめです。
なお、2021年夏までにpovoを申し込んでいると、早期申込特典で家族のauスマホが安くなる「家族割プラス」のカウント対象に含まれます。
家族でauスマホを使っている場合、auひかりやnifty光などを選べば「auスマートバリュー」が適用されて、世帯あたりの通信費を節約できるので、ぜひ覚えておきましょう。
povoにおすすめ光回線についてお困りではありませんか
【電話番号】0120-537-535(通話料無料)
【受付時間】10:00~21:00