「ADSL回線がサービス終了って聞いたけどいつまで使えるのかな?」 「ADSLから回線変更をするなら、何に変更すればいいのかな?」 ADSL回線は2023年1月31日にサービスを終了します。
ですので、少なくともその前までにADSLからインターネット回線を変更しなくてはいけません。
そこで本記事ではADSL回線終了までに切り替えると良いおすすめの回線をご紹介します。
今すぐにでも切り替えられるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
ヒカリコンシェル編集部です。
今まで何となく光回線を避けてきたけどいよいよADSLから乗り換えないといけません。
最近では「いつ頃までに変えないといけない」「そのままADSLを使うことは可能なの?」なんて相談をよくいただきますね。
そこで今回は10年以上この通信の世界にいる私たちがADSLの終了最新ニュースやおすすめ乗り換え先など気になる情報をお伝えします!
この記事が、お悩みの参考になれば幸いです。
では、本文スタートです!
1.フレッツADSL終了はいつ?【最新情報】
フレッツADSLは提供元のNTT東日本/西日本が2023年1月31日にサービスを終了すると発表しました。
発表に伴い、フレッツADSLの新規申し込みは2016年6月末で終了しています。
フレッツADSLが終了する理由としては下記の理由が挙げられています。
- 利用ユーザー数の減少
- 設備維持の困難
- アナログ電話回線の廃止
フレッツADSLのユーザー数は平成30年の時点で215万件とされています。
一見多いように見えますが、同じインターネット回線である光回線のユーザー数は3,030万件なので、ユーザー数の差は歴然です。
また、ADSLの設備に利用されている部品の一部はすでに生産が終了しており、設備維持が困難になってしまったことも一因です。
上記のような理由からフレッツADSLは2023年1月31日にサービスを終了するということになりました。
1−2. 他社のADSLプランの終了時期比較
フレッツ以外にもADSLを提供している会社はあります。
代表的なのはYahoo! BB ADSLです。
こちらもフレッツADSLと同様にサービスを終了することを発表しています。
フレッツADSLとYahoo! BB ADSLを比較すると下記の通りになります。
フレッツADSL | Yahoo! BB ADSL | |
---|---|---|
新規申し込み 終了時期 | 2016年6月末 | 2019年2月末 |
サービス 終了時期 | 2023年1月31日 | 2024年3月末 |
サービス 終了商品 |
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|
表からわかる通り、フレッツADSLの方がYahoo! BB ADSLより約1年ほど早くサービスを終了します。
そのため、フレッツADSLを利用しているのであれば早めに行動をして回線を切り替える必要があります。
1−3.気になる質問!そのまま継続利用は出来る?
そうは言ってもADSLのサービス終了後でも継続して利用したいという人も多いでしょう。
結論から言えば、地域によっては継続利用することが可能です。
なぜなら、フレッツADSLを提供しているNTTが「フレッツ光に対応していないエリアの場合は2023年以降もADSLを利用することが可能」と明言しているからです。
そのため、あなたの地域がフレッツ光に対応しているかどうかを確認して、対応していなければ継続して利用することができます。
しかし、日本国内でのフレッツ光のエリアはNTT東日本が99%、NTT西日本が93%となっているため、ほとんどのエリアがフレッツ光に対応していると考えて良いでしょう。
そのため、切り替えを前提に考えておくことをおすすめします。
自分のエリアが対象かより詳しく知りたいと思った方は、NTT東日本/西日本のHPを確認するか無料の相談窓口に相談してみてください。
インターネットの勧誘や光コラボの転用、速度に関してお困りではありませんか?
2015年から始まった光コラボレーションの普及により多くの事業者が顧客の集客に力を入れています。
「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」
などなど・・実際に光コラボへの乗り換えによりこのような思いをされている方も多いはずです。
もし、あなたがフレッツ光に戻す方法を知りたい、電話番号を変えずに元へ戻したいなどのお悩みがあれば下記の相談窓口がおすすめです。こちらのサービスでは無料であなたのインターネットの悩み事を解決してくれます。
【電話番号】0120-537-535(通話料無料)
【受付時間】10:00~21:00
2. フレッツADSLプラン終了後の乗り換え先
フレッツADSL終了後には、先述したように別のインターネット回線に切り替えなくてはいけません。
インターネット回線はADSLとは別に様々な種類があります。
具体的には下記の通りです。
- 高速光回線
- 置型ルーター型回線
- 持ち運び用のポケットWi-Fi
今回はそれぞれの回線の特徴とおすすめの商品について解説します。
あなたの用途に合わせて利用することができますので、ぜひ参考にしてみてください。
3−1.高速回線希望なら
高速回線が希望なら『光回線』がおすすめです。
光回線の特徴は通信速度がADSLと比較すると圧倒的に速いことです。
その速さはおおよそ「1Gbps」となっている回線が多く、ADSL回線の速度より100倍近くの速さになっています。
一方で、光回線にはお家に回線工事を行うことが必須となります。
そのため、近々で引っ越し予定がある人などはあまりおすすめすることができません。
ADSLからの切り替えでおすすめの光回線は下記の通りです。
- NURO光
- フレッツ光
それぞれ解説していきます。
3−1−1.NURO光
NURO光はソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が運営している光回線サービスです。
NURO光の最大の特徴は日本最速の回線速度です。
その回線速度は最大「2Gbps」と他の光コラボサービスの速度よりも1Gbpsほど速くなっています。
また、利用料金も月額4,743円と光回線の相場程の料金で利用できるため、コストパフォーマンスが非常に高い回線であると言えます。
一方でデメリットは対応エリアが全国対応ではないことです。
現在は北海道、関東1都6県、東海4県、関西2府3県、九州2県での対応となっています。
そのため、東北や中国地方にお住いの場合は利用できないということになります。
しかし、デメリットは上記の対応エリアのみと言っても過言ではない程なので、すでに現在対応エリアにお住いなのであれば検討してみることをおすすめします。
3−1−2.フレッツ光
フレッツ光はフレッツADSLの光回線バージョンと考えていただければ問題ありません。
少し難しいですがフレッツ光は「回線」を提供しているため、フレッツ光を利用するには別にプロバイダを選ぶ必要があります。
分かりやすく言えば、プレイステーションのソフトを遊ぶために、ゲーム機本体を買わなければいけないようなものです。
フレッツ光を利用できるプロバイダにはOCNをはじめ、plala、So-net、BIGLOBEなど数多く存在しています。
どのプロバイダを選んでもフレッツ光を利用することができますが、プロバイダごとにメリット・デメリットがあります。
3−2.置型ルーター
置型ルーターもADSL回線から切り替えを行う時にはおすすめです。
なぜなら、置型ルーターは工事の必要がなく、コンセントにルーターを挿すだけで利用することができるからです。
先述した光回線よりも速度は落ちますが、工事の必要がないのでとても手軽に切り替えることができます。
置型ルーターでおすすめの機種は下記の通りです。
- ソフトバンクエアー
- MANOMA
それぞれ解説していきます。
3−2−1.ソフトバンクエアー
ソフトバンクエアーは先述した光回線と異なり、ソフトバンクの電波をキャッチしてインターネット回線を利用できるようにするものです。
機器が手元に届いたら、コンセントを挿して設定を行えば利用できるのでとても手軽なのが特徴です。
ソフトバンクエアーの料金は月額3,800円からと光回線の相場よりも安いので、金額での手軽さも感じることができます。
また、ソフトバンクのスマホを利用していれば、セットの割引サービスなどが適用できるのでソフトバンクユーザーであれば検討するのをおすすめします。
3−2−2.MANOMA
MANOMAは先述したNURO光と同じ、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供しているホームルーターです。
MANOMAの特徴はホームルーターとして利用できるだけでなく、AIスピーカーやスマホと連動した防犯対策などができることです。
また、MANOMAの利用料金は月額2,000円〜なので、光回線よりもコストを抑えることが可能で。
一方で、3日で10GB以上を利用すると速度制限がかかるなどのデメリットもあります。
そのため、単なるインターネット回線としてではなく、複数の機能を一括して使いたい人におすすめのルーターになります。
3−3. 持ち運びたいならポケットWiFi
持ち運び用のポケットWiFiでもインターネット回線を利用することが可能です。
最大の特徴は持ち運びができるので、家でも外でも同じようにインターネット回線を利用できるという点です。
そのため、外出先でパソコンを作業する人やスマホの通信制限に引っかかりたくないという人は持ち運びができるのでとてもおすすめになります。
持ち運びたいならポケットWiFiでおすすめの機種は下記の通りです。
- WiMAX
- クラウドSIM
こちらもそれぞれ解説していきます。
3−3−1.WiMAX
WiMAXは持ち運びポケットWiFiで各プロバイダがこぞって機種を出しているものになります。
特徴は先述したように、持ち運びができる点とADSL回線より速い最大440Mbpsでインターネット回線を利用できる点です。
ほとんどの地域で利用ができるので、家での利用だけでなく出張や旅行などで遠出する時にも重宝できるルーターになります。
また、データ使い放題プランなどもあるので通信制限に悩む必要もありません。
WiMAXは先述したように各社がさまざまなプランを用意しているので、気になった方は無料の相談窓口に相談してみてください。
インターネットの勧誘や光コラボの転用、速度に関してお困りではありませんか?
2015年から始まった光コラボレーションの普及により多くの事業者が顧客の集客に力を入れています。
「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」
などなど・・実際に光コラボへの乗り換えによりこのような思いをされている方も多いはずです。
もし、あなたがフレッツ光に戻す方法を知りたい、電話番号を変えずに元へ戻したいなどのお悩みがあれば下記の相談窓口がおすすめです。こちらのサービスでは無料であなたのインターネットの悩み事を解決してくれます。
【電話番号】0120-537-535(通話料無料)
【受付時間】10:00~21:00
3−3−2.クラウドSIM
クラウドSIMは、今その場で利用可能な一番強い電波をキャッチしてインターネット回線を利用できるサービスです。
例えばドコモ、au、ソフトバンクのそれぞれのインターネット回線を利用できる場所にいた時にソフトバンクの回線が最も強ければソフトバンクの回線を利用することができます。
難しい設定が必要がないのに加え、海外でも利用することができるので海外出張の多いビジネスマンなどにはおすすめになります。
4.まとめ
いかがでしたか? 今回はフレッツADSLが終了するまでにインターネットを引き続き行う対処法を解説しました。
2023年というとまだ時間があるかなと思うかもしれませんが、直前になって慌てて自分に合わない契約を行うよりは余裕のある今の時期だからこそじっくりと考えることができます。