NTT東日本/西日本より、2023年1月31日までにフレッツADSLのサービスを終了する旨が発表されています。
- NTT東日本ニュースリリース(2017年11月30日)
- NTT西日本ニュースリリース(2017年11月30日)
また、フレッツADSLの新規受付も2016年で終了しているので、これから新たに申し込むこともできません。
そのため、フレッツADLSを利用している人は、2023年1月末までに他のインターネット回線に乗り換えないと、インターネットが利用できなくなってしまいます。
とはいえ、今では数多くのインターネット回線が登場しているので、どれを選べば良いかわからないという人も多いことでしょう。
そこで本記事では、サービス終了間近のフレッツADSLから乗り換えるべき「おすすめの光回線」をご紹介していきます。
フレッツADSLから光回線に乗り換えるための具体的な手順についても解説しているので、インターネット回線に詳しくない人は、ぜひ最後までご覧ください。
フレッツADSLについてお困りではありませんか
フレッツADSLのサービス終了時期はいつ?
はじめに、フレッツADSLのサービス終了時期や終了スケジュールについて確認していきましょう。
フレッツADSLの廃止・サービス終了時期
冒頭でもお伝えした通り、フレッツADSLのサービス終了時期は2023年1月31日までとなっています。
なお、同じくADSLサービスを提供している「Yahoo! BB ADSL」は、2020年3月より一部地域での提供を終了しており、2024年3月末で完全にサービスを終了する予定です。
種類 | サービス終了時期 | 新規受付終了時期 |
---|---|---|
フレッツ ADSL | 2023年1月31日 | 2016年6月30日 |
Yahoo! BB ADSL | 2024年3月末 | 2019年2月28日 |
参照:NTT東日本ニュースリリース(2017年11月30日)
参照:Yahoo! BB ADSL
フレッツADSLは、2016年6月末に新規受付を終了しているので、すでにADSLの新規申し込みはできない状況です。
上記の期日までに他のインターネット回線に乗り換えないと、以降はインターネットが使えない生活となってしまいます。
また、昨今で主流の「光回線」は、申し込んでから使えるようになるまで2週間〜1ヶ月程度の時間がかかってしまいます。
フレッツADSLを利用中の人は、期日を待たずに早めに申し込むようにしてください。
フレッツ光提供エリア外ではADSLが継続利用できる
なお、上記のフレッツADSLが終了する地域は「フレッツ光提供エリア内」に住んでいる人に限られます。
フレッツ光が利用できない地域にお住まいの場合は、今後も継続してフレッツADSLを利用できるようです。
ただし、今後のフレッツ光におけるサービスエリアの拡張状況によっては、ADSLサービスが利用できなくなる可能性も考えられます。
利用者減少や保守物品の枯渇といった理由からADSLサービスが終了するので、これらの理由で突然終了告知がされることもあるでしょう。
そのため、可能であるなら、フレッツ回線を利用しない光回線(auひかりやNURO光など)へ乗り換えておくことをおすすめします。
フレッツADSLの終了スケジュールと告知方法
フレッツADSLの終了予告は、NTT東日本/西日本の公式サイトのニュースリリースにて、2017年11月30日に発表されています。
- NTT東日本ニュースリリース(2017年11月30日)
- NTT西日本ニュースリリース(2017年11月30日)
なお、Twitterの口コミによると、フレッツADSLの利用者に対して、個別にサービス終了の告知が送られているようです。
私、この光の時代に、工事立ち合いが面倒くさい、家を片付けるの面倒くさい、家に入られたくない、という理由でいまだにADSL使ってるんだけど(爆)
長年乗り換えの勧誘電話無視し続けたけど、遂に今月でサービス終了でネット使えなくなりますという最後通告の手紙きて今日乗り換えることになった…。— あき (@aki_changoo) September 25, 2021
とうとうADSLのサービス終了の告知が来ちゃった。。
次は光回線に移行しか手がなくなった。。
そうなるとプロバイダ的にはNURO光しかないな・・
他のプロバイダも見て調べたけど値段的にも然程差が無いんだね
ほぼ横並びだわ— ズン (@ikasuke2150) June 5, 2020
個別での告知や電話での案内が届いていないという人は、ご利用中のプロバイダやNTT、インターネットの相談窓口まで問い合わせをすることをおすすめします。
フレッツADSL廃止・サービス終了後の乗り換え先
フレッツADSLの廃止・サービス終了後の乗り換え先として、以下の選択肢が挙げられます。
- 光回線
- ポケットWiFi
- ホームルーター
Twitterの口コミを見ると、フレッツADSLの利用者の多くは光回線への乗り換えを検討しているようです。
ADSLが終了するのでフレッツ光にするかドコモホーム5にするか検討してる。こどもらがオンライン授業あるのでフレッツ光かなー。
— koji (@weeyoo) September 27, 2021
利用していたADSLがサービス終了ということでフレッツ光コラボに切り替え。自宅マンションで光配線化の準備が進んでいると聞いて光配線で申し込めるまで粘っていたものの残念ながら時間切れでVDSL。PPPoE接続で90Mbps出れば上出来か。通常のブラウジングで体感差は無いけどダウンロードは流石に速い。 pic.twitter.com/7kyN8youXV
— Kazuho Takehana (@aile) August 13, 2021
9月末の ADSL 終了にともない、 NURO光 を 9/7 に 新規 申込みしたところ 9/15 宅内工事 9/23 屋外工事 で意外とすんなり開通したヨ〜! (23区内 戸建) 申込後の工事予約で宅内だけでなく屋外も一緒に予約出来たのが大きかったのかナ? 兎に角 終了前に 光回線 開通してラッキーでしたゼ〜!!
— TATEISHI (@machine_soul) September 23, 2021
中にはホームルーターを検討中途の声も見受けられましたが、無線で通信を行うホームルーターやポケットWiFiには、1ヶ月で使えるデータ容量に上限があります。
特に、昨今のテレワーク需要の急増で、1ヶ月あたりのデータ通信量は増加傾向にあるので、これらのサービスではあっという間に速度制限となってしまうかもしれません。
一方、光回線を選んでおけば1ヶ月のデータ通信量に上限は定められていないので、オンラインミーティングが多い人でも安心してインターネットが利用できます。
そのため、フレッツADSLのサービス終了に伴う、インターネット回線の乗り換え先としては「光回線」を選ぶのがおすすめです。
光回線のおすすめ5社
本項目では、フレッツADSLからの乗り換え先として、本当におすすめできる光回線を5社ピックアップしてご紹介します。
今までインターネット回線の乗り換えをしたことがない人や、サービスが多すぎてどれを選べば良いかわからないという人は、ぜひ参考にしてみてください。
NURO光
フレッツADSLからの乗り換え先としておすすめの光回線、ひとつ目は「NURO光」です。
NURO光は、ソニーのグループ会社が運営する国内最速の光回線です。
通信速度は標準プランが最大2Gbpsで、この速度は他の光回線の2倍の数値となっています。
さらに、一部の地域では最大10Gbpsや最大20Gbpsといった超高速通信も利用可能です。
月額料金は5,200円なので、フレッツADSLの利用者からすると割高に感じられるかもしれません。
ですが、光回線の中で5,200円という金額は平均的な金額で、NURO光なら他の2倍の通信速度でインターネットが利用できることがメリットです。
一部の地域ではサービスが提供されていませんが、フレッツADSLからの乗り換えを考えるにあたって、真っ先に検討していただきたいおすすめの光回線といえます。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 5,200円 | |
工事費 | 44,000円 ※申し込み特典で実質無料 | |
契約期間 | 3年間 | |
契約解除料 | 10,450円 ※2022年7月〜3,850円 | |
エリア | 北海道 関東:東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬 東海:愛知、静岡、岐阜、三重 関西:大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良 中国:広島、岡山 九州:福岡、佐賀 |
ソフトバンク光
続いておすすめする光回線は「ソフトバンク光」です。
ソフトバンク光は、ソフトバンクスマホやワイモバイルとのセット割が使える光回線です。
毎月のスマホ代が1,100円も安くなるので、年間13,200円も通信費を節約することができます。
また、新規契約者向けの特典が豊富なことも特徴です。
たとえば、他社からの乗り換えで違約金を全額負担してくれたり、開通工事費が無料になったり、現金キャッシュバックがもらえるなど、様々な特典があります。
また、既存ユーザーに対してはお得なクーポンを発行してくれるので非常にお得です。
特典重視で光回線を選びたい人は、ソフトバンク光をご検討ください。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 5,720円 | 4,180円 |
開通工事費 | 26,400円 ※キャンペーンで実質0円 | |
契約期間 | 2年間 | |
契約解除料 | 10,450円 ※2022年7月〜戸建て5,720円マンション4,180円 | |
エリア | NTT東日本/西日本エリア全域 |
ドコモ光
フレッツADSLからの乗り換えでおすすめの光回線、3つ目は「ドコモ光」です。
ドコモ光は、ドコモスマホとのセット割が適用できる唯一の光回線です。
また、全24社あるプロバイダの中から自分の好きな事業者が選べるので、フレッツADSLで利用していたプロバイダを継続利用できる可能性があります。
プロバイダを継続利用できると、これまで使っていたプロバイダドメインのメールアドレスやセキュリティサービスを引き継げます。
さらに、申し込むタイミングによっては開通工事費が一括0円で申し込めるので、あとから開通工事費が請求されるようなこともありません。
dポイントがもらえる特典も豊富なので、ドコモユーザーであれば最もお得に利用できる光回線といえます。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 5,720円 ※タイプAの場合 | 4,400円 ※タイプAの場合 |
開通工事費 | 19,800円 ※申し込む時期によって特典適用で無料 | 16,500円 ※申し込む時期によって特典適用で無料 |
契約期間 | 2年間 | |
契約解除料 | 14,300円 ※2022年7月〜5500円 | 8,800円 ※2022年7月〜4180円 |
エリア | NTT東日本/西日本エリア全域 |
auひかり
フレッツADSLからの乗り換えでおすすめの光回線、4つ目は「auひかり」です。
auひかりは、KDDIが独自に敷設する光ファイバーを利用した光回線で、他の光回線に比べて通信が安定していることが特徴です。
また、auスマホとのセット割「auスマートバリュー」が使えることも特徴で、毎月のスマホ代が最大で1,100円も節約できます。
さらに、申し込み窓口によっては超高額キャッシュバックを受け取れることも多いので、ちょっとしたお小遣いまでもらえて非常にお得です。
一方、戸建てタイプを解約する際には、契約解除料とは別に、回線撤去工事費31,680円(税抜28,800円)が発生します。
他の光回線に比べて解約時の費用が高額になってしまう点にはご注意ください。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目以降:5,390円 | 3,740円〜5,500円 ※物件によってタイプが異なる |
開通工事費 | 41,250円 | 33,000円 |
契約期間 | 3年間 | 2年間 |
契約解除料 | 16,500円 ※2022年7月〜4,420円 | 10,450円 ※2022年7月〜2730円〜 |
エリア | auひかり提供エリア |
@nifty光
最後にご紹介するおすすめの光回線は「@nifty光」です。
@nifty光は、フレッツ光の回線を利用する「光コラボレーション」と呼ばれる光回線です。
光コラボレーションは、フレッツ回線を利用している様々な光回線の総称で、他社へ乗り換える際の手続きが簡単なことが特徴です。
さらに、auスマホとのセット割「auスマートバリュー」も使えるので、家族内でauスマホを使っている人がいれば、毎月のスマホ代をまとめて節約することもできます。
新規契約者向けのキャンペーンも豊富で、もともとの月額料金も光回線相場の中で安い部類なので、料金重視で申し込みたい人におすすめです。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 初月:0円 2〜25ヶ月目:4,895円 26ヶ月目以降:5,720円 | 初月:0円 2〜25ヶ月:3,690円 26ヶ月目以降:4,378円 |
開通工事費 | 19,800円 ※キャンペーンで実質0円 | 16,500円 ※キャンペーンで実質0円 |
契約期間 | 2年間または3年間 ※3年契約のほうがキャッシュバックは多い | |
契約解除料 | 2年契約:10,450円 ※2022年7月〜3,630円〜 | |
エリア | NTT東日本/西日本エリア全域 |
フレッツADSLから光回線への乗り換え方法
フレッツADSLから光回線への乗り換え方法は、以下の手順に沿って申し込みを行います。
- 申し込む光回線のエリア確認をする
- 光回線に申し込みをする
- サポートから工事日調整の連絡が来る
- 開通工事に立ち会ってインターネットの接続テストを行う
- ADSLの解約をする
上記の手順に沿って手続きを行っていただければ、フレッツADSLから光回線への乗り換えは非常に簡単に行なえます。
細かな疑問点や、より具体的な手続き内容を知りたい人は、当サイトの相談窓口からお問い合わせください。
サポートスタッフがインターネット回線のお乗り換えをお手伝いさせて頂きます。
手順1:申し込む光回線のエリア確認をする
まずは、申し込む光回線のエリアを確認しましょう。
光回線は、お住いの地域によって申し込みができるかどうかが変わってきます。
光回線の公式ページには、必ず「エリア確認ページ」が用意されているので、事前に確認しておきましょう。
なお、どの光回線に申し込むか決まっていない人は、上述の「光回線のおすすめ5社」の項目を参考にしてください。
手順2:光回線に申し込みをする
エリア確認をして、お住いの地域で問題なく利用できることが確認できたら、申し込みを行います。
基本的には、画面の指示に従って必要項目を入力していけば問題ありません。
手順3:サポートから工事日調整の連絡が来る
光回線の申し込みが完了すると、後日に光回線のサポートから工事微調整の連絡が来ます。
申し込んだ光回線の料金プランやオプションなどの確認を行い、自分が希望する工事日を伝えればOKです。
なお、開通工事が行われるまでには2週間〜1ヶ月程度の時間がかかります。
また、昨今ではテレワーク需要の急増で光回線の申し込みも増えており、工事が行われるまで数ヶ月かかるケースもあるようです。
サポートから電話が来たら、最短でいつに開通工事ができるかを確認して、それから自分の希望する日時を伝えるのがおすすめです。
手順4:開通工事に立ち会ってインターネットの接続テストを行う
開通工事日が間近に迫ると、工事業者から事前に連絡が来ます。
あとは工事業者の指示に従って当日を待ち、開通工事に立ち会いをして、インターネットの接続テストを行えば開通完了です。
開通工事の立ち会いといっても特になにかする必要はないので、当日の工事業者の指示に従ってください。
手順5:ADSLの解約をする
光回線の開通が無事に完了したら、今まで使っていたフレッツADSLの解約を申請します。
フレッツADSLの解約は以下の窓口から手続きができます。
電話番号:0120-116116
受付時間:9時〜17時(土日祝営業)
※年末年始を除く
なお、光回線は基本的に「回線+プロバイダ機能」を1社がまとめて提供していますが、フレッツADSLはそれぞれ別々の事業者が提供しています。
そのため、フレッツADSLを解約する際には、合わせてプロバイダの解約も行わなければなりません。
プロバイダの解約先については、フレッツADSLの申込書類の控えを確認するか、解約連絡をする際に合わせて窓口までお問い合わせください。
解約の連絡をした後は、オペレーターの指示に従ってレンタル機器を返却して解約完了となります。
契約に関するよくある質問
最後に、フレッツADSLから光回線の契約に関する「よくある質問」におこたしていきます。
フレッツADSLからの乗り換え先としておすすめのインターネット回線は「光回線」です。
光回線は、月間容量に上限がなく、通信速度が速い上に安定したインターネット接続ができます。
どの光回線に申し込めば良いかわからないという人は、本記事でご紹介した光回線5社を参考にしてみてください。
フレッツADSLから光回線への乗り換えは、以下の手順で行います。
- 申し込む光回線のエリア確認をする
- 光回線に申し込みをする
- サポートから工事日調整の連絡が来る
- 開通工事に立ち会ってインターネットの接続テストを行う
- ADSLの解約をする
基本的に、申し込み画面やオペレーターの指示に従って手続きを行うので、難しいことは何もありません。
フレッツADSLから光回線への乗り換えでかかる費用は次のとおりです。
- フレッツADSLのプロバイダ違約金:事業者に確認
- 光回線の事務手数料:3,300円(一部例外あり)
- 光回線の開通工事費:16,500〜44,000円(特典で無料になるケースあり)
※上記以外の費用が発生する場合もあります
フレッツADSLには年間契約などの縛りが設けられていないので、回線自体の解約で違約金は発生しません。
ただし、合わせて利用中のプロバイダに契約期間が定められているケースがあるので、場合によってはプロバイダ違約金が発生します。
プロバイダ違約金は事業者によって異なるので、解約手続きを行う前にしっかりと確認しておきましょう。
より詳細な金額が知りたい人は、当サイトの相談窓口からお気軽にお問い合わせください。
まとめ
以上、フレッツADSLが終了する時期と、おすすめの光回線についてご紹介しました。
フレッツADSLは、2023年1月末までにサービスが完全に終了します。
それ以降は、ADSLでのインターネット利用はできなくなってしまうので、それまでに別のサービスに乗り換えなければなりません。
サービス終了時期になると、申し込みが相次いで窓口が混み合いますので、お早めに光回線へのお申し込みをご検討ください。
フレッツADSLについてお困りではありませんか