光コラボの解約を検討されている方は違約金や工事費の残債、撤去費用といったコストを事前に把握しておかなければなりません。
加えて、新しく加入するネット回線の初期費用など、解約前後でどれぐらいお金がかかるのかを確認しておきましょう。
また、光コラボを解約すると同時加入しているひかり電話も使えなくなってしまいます。
今お使いのひかり電話の電話番号が無くなってしまうので、アナログ電話に切り替えて電話番号を継続して利用できるようにしておきましょう。
今回は光コラボの分かりやすい解約手順を解説していきます。
ひかり電話に加入している人が解約時にどのような手続きを行えばいいのかについても紹介するので参考にして見てください。
1.【2020最新】光コラボの解約方法を3ステップで解説
まずは、光コラボの解約方法を3つのステップで簡単に解説していきます。
どのような流れで解約手続きを行うのかしっかりと把握していきましょう。
光コラボを解約したいんですけどどうすればいいですか!?
光コラボを解約する場合下手をすると電話番号がなくなってしまう可能性があります。
今回は解りやすい解約方法について解説するわね。
1-1.指定の窓口に解約の問い合わせを行う
まずは加入している光コラボに解約の問い合わせを行います。
問い合わせ方法はサービスによって異なるので予め確認しておきましょう。
回線名 | 電話窓口 | 受付時間 | ネット 窓口 |
---|---|---|---|
ソフトバンク光 | 0800−111−2009 | 10:00〜19:00 | – |
ドコモ光 | 0120-800-000 | 午前9時~午後8時 年中無休 | 解約ページ |
ビッグローブ光 | 0120-86-0962 | 9:00~18:00 365日受付 | 解約ページ |
DTI光 | 0570-00-4740 | 平日 10:00〜17:00 | 解約ページ |
OCN光 | 0120−506506 | 10:00~19:00 日曜日、祝日、年末年始 (12月29日~1月3日) を除く | 解約ページ |
So-net 光プラス | 0120-80-7761 | 9:00〜18:00 1月1~2日、日曜 を除く | 解約ページ |
お使いの光コラボの解約窓口を確認して問い合わせを行ってください。
1-2.撤去工事を行う
引越しなどを機に解約を行う場合には、自宅の回線設備を撤去する必要があります。
解約の問い合わせを行うと撤去工事を日時が決められます。
また、乗り換え先などが他社の光コラボの場合、撤去工事は不要で新しいサービスでも共通の回線設備を利用することになります。
1-3.レンタル機器の返却
加入時に光コラボからレンタルして利用していた機器を返却します。
光コラボ側から返却用のキットが送付されるケースが多いので、指定の方法で返却してください。
2.解約違約金や撤去費用
光コラボを解約する前に確認しておくべき4つのことがあります。
- 解約違約金
- 工事残債
- 撤去費用
- アナログ戻し費用
どれも費用に関するものばかりとなっています。
これらのコストがまとめて発生すると大きな負担になってしまうので注意してください。
より少ないコストで解約するためのポイントも解説していきます。
2-1. 解約違約金
光コラボを契約期間中に解約すると違約金が発生します。
多くの場合、契約期間の満了月及びその翌月が更新月と定められており、更新月に解約をすれば違約金は発生しません。
しかし、解約時期を都合よく選べるという人も多くはないでしょう。
光コラボによって違約金の金額や契約期間が異なるので把握しておきましょう。
回線名 | 契約期間 | 解約違約金 |
---|---|---|
ソフトバンク光 | 2年 | 9,500円 |
ドコモ光 | 2年 | 戸建て:13,000円 マンション:8,000円 |
ビッグローブ光 | 3年 | 20,000円 |
DTI光 | なし | なし |
OCN光 | 2年 | 11,000円 |
So-net光プラス | 2年 | 20,000円 |
自分がどのタイミングで解約したら、いくらの違約金を支払わなければならないのかを確認してください。
2-2. 工事残債
光コラボの新規工事費は分割払いで支払うのが一般的です。
完済前に解約してしまうと工事費の残債が一括で請求されます。
光コラボで多く実施されている「工事無料キャンペーン」には、「毎月の分割払い分を割引する」という形で無料化を実現するものが多いです。
当然、完済前に解約してしまうと割引も消滅してしまうので、いくら「工事無料」と書いてあっても残債が請求されてしまいます。
自分が加入している光コラボの工事費と分割方法、そして、現時点で残債がいくらあるのかを確認してください。
2-3. 撤去費用
解約時に撤去工事を行う場合、撤去費用がかかることがあります。
違約金や工事費の残債に加えて撤去費用がかかると解約時の負担がかなり大きくなってしまうので注意してください。
2-4. アナログ戻し費用
光コラボで光回線とひかり電話の両方に加入している場合は、解約時にひかり電話も使えなくなってしまうので注意しましょう。
そのままにしていると今まで使っていた電話番号が使えなくなってしまい不便です。
お使いのひかり電話の番号をそのまま使いたいのであれば、NTTのアナログ電話への切り替えが必要となります。
アナログ戻しを行うには、10,000円程度の工事費用がかかるので注意してください。
さらにアナログ戻しをするには条件があります。
アナログ戻しができるのは「NTTアナログ電話で発行した電話番号からひかり電話に加入した人」のみです。
ひかり電話加入時に取得した電話番号ではアナログ戻しはできないので注意してください。
解約時にかかる費用やアナログ戻しについてわからないことがあったら、無料の相談窓口に相談してみてください。
インターネットの勧誘や光コラボの転用、速度に関してお困りではありませんか?
2015年から始まった光コラボレーションの普及により多くの事業者が顧客の集客に力を入れています。
「NTTかと思って契約したら違う会社だった」
「絶対に変えないといけないような勧誘だった」
「フレッツ光からコラボに移行して速度が遅くなった」
などなど・・実際に光コラボへの乗り換えによりこのような思いをされている方も多いはずです。
もし、あなたがフレッツ光に戻す方法を知りたい、電話番号を変えずに元へ戻したいなどのお悩みがあれば下記の相談窓口がおすすめです。こちらのサービスでは無料であなたのインターネットの悩み事を解決してくれます。
【電話番号】0120-537-535(通話料無料)
【受付時間】10:00~21:00
3. モデルケース別で紹介
上記の内容を踏まえて細かいケースごとに光コラボも解約について解説していきます。
解約時のひかり電話の対応についてケースごとに理解していきましょう。
3-1.光コラボを解約してアナログ電話のみにする場合
光コラボを解約してアナログ電話のみを利用するには、以下の2つの手続きを行います。
- ネット回線の解約手続き
- アナログ電話への切り替え手続き
ネットの解約方法は上記で説明した通り、
- 解約の問い合わせ
- 撤去工事
- レンタル機器の返却
で行えます。
ひかり電話からアナログ電話への切り替えには、まず管轄のNTTに問い合わせを行います。
NTT問い合わせ電話番号
116 (局番なし)
問い合わせを行い、ひかり電話からアナログ電話への切り替え申し込みを行います。
アナログ戻しに必要な工事を行う日時を決め、手続きを完了させます。
アナログ戻しをしないとどうなるんですか?
光コラボを解約して固定電話のみにしようとする場合、アナログ戻しが必須になります。
アナログ戻しをしないと電話番号が消失する可能性があるので注意しましょう!
3-2.光コラボを解約して光コラボに乗り換えをする場合
光コラボから他社の光コラボに乗り換える「事業者変更」を行う場合には、ひかり電話をアナログに戻す手続きは不要で、電話番号をそのまま乗り換え先に引き継ぐことができます。
光コラボの解約手続き・乗り換え先への加入手続きを行う中でひかり電話の引継ぎ手続きを行ってください。
事業者変更が出来なかった頃は乗り換えが大変だったんですよね。
2019年7月から「事業者変更」が可能になったことにより乗り換えが楽になりました。
ただ、なかなか「事業者変更番号」を出してくれない事業者様もいるのでご注意ください。
3-3.光コラボを解約して他社光回線にする場合
光コラボを解約してNURO光やauひかりといった他社回線に乗り換える場合には、ひかり電話をアナログに切り替えなければなりません。
光コラボの解約手続きを行うのに合わせて、ひかり電話のアナログ戻し手続きを行い、その後新しいネット回線への乗り換え手続きを行ってください。
光コラボ解約時のひかり電話の対応について、わからないことがあったら無料の相談窓口に相談してみてください。
4. 光コラボ解約に関する注意点
光コラボを解約する時に注意すべき点を紹介していきます。
違約金やひかり電話以外にも把握しておくべきポイントがいくつかあるのであらかじめ把握しておいてください。
4−1.レンタル機器の返却を忘れない
解約手順の1つでも紹介した、レンタル機器の返却はもれなく行うようにしましょう。
ONU(光回線終端装置)やホームゲートウェイ、無線ルーターなど、光コラボからレンタルで提供された機器は全て返却しなければなりません。
返却を忘れたり、返却期限ないに返却しないと別途違約金が発生する可能性があります。
機器だけなくACアダプタなどの部品も忘れずに返却してください。
4−2.有料オプションも忘れずに解約する
光コラボ加入と同時に申し込んだ有料オプションについても解約手続きを忘れずに行ってください。
オプションについても解約をしておかないと、光コラボ解約後に料金を請求される可能性があります。
有料オプションに加入している方は光コラボを解約する前に、サービスをストップさせる手続きを必ず行っておきましょう。
4−3.光コラボからフレッツ光への再転用はできない
フレッツ光から光コラボへ乗り換えることを「転用」と呼びます。
共通の回線設備を利用しているため、新規工事が必要なく、工事費無料で乗り換えができるというメリットがあります。
フレッツ光から光コラボへの「転用」はできますが、光コラボからフレッツ光への「再転用」ができません。
この場合、転用ではなく、「光コラボの解約+フレッツ光の新規契約」という形になるので注意してください。
5.まとめ
光コラボの解約方法について解説していきました。
解約方法は、以下の手順で行います。
- 指定の窓口に問い合わせ
- 撤去工事
- レンタル機器の返却
また、光コラボ解約と同時にひかり電話も解約になるので、継続して同じ番号の固定電話を使いたいという人は「アナログ戻し」の手続きが必要になります。
手続き方法やアナログ戻しができる条件などを確認しておきてください。
違約金や工事費の残債など、解約時にかかるさまざまなコストを考慮して、負担の少ない形で解約手続きを行ってみてください。